ドメーヌの沿革

ウンブレシュト家の歴史は、少なくとも1620年まで遡ります。ポール・ウンブレシュトが、プファッフェンハイム村にドメーヌを創立したのは1900年で、自社ビン詰めを始めてドメーヌの基盤を築きました。


豊富な経験と知見は、父から子供へと受け継がれ、自然に対するリスペクトに根ざしたワインへのパッションは、家族全員の心の中に育まれてきました。これが、ビオロジック農法で1998年にEcocert認証、そして1999年にビオディナミへと舵を切ることになった理由です。    .


現在では、13代目のマルク・ウンブレシュトと妻のシュセルが運営にあたっています。ブドウ畑が健やかであることを追究しつつ、ワインの中にあるフィネス、個性やオリジナリティ、高い品質をさらに発展させていこうと心に留めています。


ドメーヌ・ポール・ウンブレシュト

ドメーヌの日常

ドメーヌ・ポール・ウンブレシュトは、6ヘクタールのブドウ畑と、9ヘクタールの農耕地を持ち、いずれもビオロジックまたはビオディナミ農法にて栽培しています。


マルクの両親であるアニーとピエール・ポールも、ドメーヌのあらゆる作業を手伝っています。アニーは、訪問客の案内や試飲、シャンブル・ドット(ドメーヌ敷地内にあります)も担っており、ビオロジック食材の朝食、快適な宿泊と滞在をご提供しています。

研修生として新しく加わったヴァロンタンは、この仕事の秘訣を見つけ、学べるのが楽しい様子です。

マルクの担当は醸造と、冬の剪定を初めとする一連の栽培作業で、リーダーとして信念を持ってドメーヌの方向性を定めていく役割を担っています。

さらに、ドメーヌ・ポール・ウンブレシュトは、お互いの意見や偉大なる自然の声に耳を傾けることで日々躍進しています : それは人間を尊重し、周辺環境とみんなの健康を尊重することでもあります。

ドメーヌの日常

Pierre-Paul Humbrecht

Annie Humbrecht

Valentin Del

« パーフェクト » なバランス

« パーフェクト » なバランスをより深く追究しつづけること・・・花の種を蒔き、植物ベースの肥料を与えることで、土壌のストラクチャーと生物多様性を高めようとしています。

ブドウ畑の中や周辺に、鳥や昆虫のための巣箱を設け、樹木もたくさん植えています。

ブドウには愛情を込めてデリケートに、手摘みで収穫を行います。

ワインにできる限りの良いバランスが備わるよう、カーヴ内のワインの声にいつも耳を傾けます。

これで、ドメーヌの概要を少し見ていただけたかと思います。ぜひ実際に、カーヴのドアをノックしにいらしてください。ドメーヌ・ポール・ウンブレシュトのテロワールが生み出す、ここにしかない個性ある産物を味わっていただくことで、喜びにあふれるひと時を一緒にお過ごしいただけたら・・・と思います。
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